【ネタバレなし】小林泰三『アリス殺し』紹介!感想など

小林泰三
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アリス殺し

小林泰三

 



作者プロフィール

1962年8月7日 – 2020年11月23日は、日本の小説家、SF作家、ホラー作家、推理作家。

 1995年、「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。1996年、同作を収録した短編集『玩具修理者』で単行本デビューする。同作は単行本だけで15万部を超えるベストセラーとなり、田中麗奈主演で映画化された



 

文学賞受賞歴

1995年 – 「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞。

1998年 – 「海を見る人」で第10回S-Fマガジン読者賞国内部門受賞。

2012年 – 『天獄と地国』で第43回星雲賞日本長編部門受賞。

2014年 – 『アリス殺し』で2014年啓文堂大賞(文芸書部門)受賞。

2017年 – 『ウルトラマンF』で第48回星雲賞日本長編部門受賞。

小林泰三 – Wikipedia

 



 

メルヘン殺しシリーズで人気の小林泰三さんの作品の1つである『アリス殺し』



ここでは『アリス殺し』に少しでも興味を持ってもらえるように、この本のあらすじや見どころ、読んだ感想などをお伝えしています!

 







①読みやすさ ⭐

②イヤミス ⭐⭐

③面白さ ⭐⭐⭐⭐

④おススメ度 ⭐⭐⭐

⑤話の世界観 ⭐⭐⭐⭐⭐




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主な登場人物


地球側


・栗栖川亜理(くりすがわ あり)

→女子大学院生で、最近同じ夢ばっかりみている




・井森健(いもり けん)

→亜理と同学年の男子

頭は良いが周りからは変わり者と言われている




・篠崎教授(しのざき)

→大学院、篠崎研の教授




・広山衡子 准教授(ひろやま としこ)

→篠崎教授があと2年で退官した後の教授を狙っている 




・田畑順次 助教(たばた じゅんじ)

→広山としこ准教授部下のであり、パワハラまがいの事をされている





不思議の国側

・アリス

→白兎の証言により、事件の最重要容疑者とされている




・ビル

→蜥蜴(トカゲ)の生き物

アリスの為にアリスと協力して、犯人探しを手伝っている




・帽子屋

→ディズニーアニメのキャラクターで言うとマッドハッターに当たる

ハンプティダンプティの事故死に対して、三月兎と独自に捜査を行っている




・三月兎

→ディズニーアニメのキャラクターで言うと三月うさぎに当たる

ハンプティダンプティの事故死に対して、帽子屋と共に捜査を行っている




・白兎

→ディズニーアニメのキャラクターで言うと白うさぎに当たる

アリスが事件の犯人だと思われるような証言を行っている




 


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あらすじ


→大学院生・栗栖川亜理は、最近不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。

ハンプティダンプティの墜落死に遭遇する夢を見た後に大学に行ってみると、キャンパスの屋上から玉子というあだ名の博士研究員が墜落死を遂げていた。

次に亜理が見た夢の中で、今度はグリフォンが生牡蠣を喉に詰まらせて窒息死すると、現実でも牡蠣を食べた教授が急死する。夢の世界の死と現実の死は繋がっているらしい。

不思議の国では、三月兎と頭のおかしい帽子屋が犯人探しに乗り出していたが、思わぬ展開からアリスは最重要容疑者にされてしまう。

もし、アリスが死刑になったら、現実の世界ではどうなってしまうのだろうか??彼女と同じ夢を見ていると分かった同学年の井森とともに、亜理は事件を調べ始めるが……。

邪悪で愉快な奇想が彩る、小林泰三の本格ミステリー!!







🌟見どころ🌟


①『不思議の夢のアリス』とのコラボ


→本書では児童小説やディズニーアニメ―ションで有名な『不思議の国のアリス』のキャラクターがたくさん出てきます。

個性豊かなキャラクター達を物語にどう繋げていくのか、ディズニー作品の『ふしぎの国のアリス』を観た方には是非、読んで欲しい作品です!





②面白いストーリー


→『不思議の国』に迷い込んだアリスの夢ばかり見るようになった主人公が、ハンプティダンプティが墜落死する夢を見た直後、大学で研究員だった生徒がキャンパスの屋上から転落死する。

その後も、夢の中で起こった殺人事件が現実でも同じように起こってしまうという、なんとも、ありそうでなかった設定がとても面白いと思いました!

  




どんな人に読んで欲しいか


→グロテスク描写のある内容が好きな人

→珍しいストーリー構成の作品を読んでみたい人

→ディズニー作品『ふしぎの国のアリス』が好きな人

にオススメな作品だと思います!






読んだ感想


→とにかくタイトルのインパクトが強かった作品!

アリスといえばディズニー作品の『ふしぎの国のアリス』のイメージが強かったので、そのアリスがまさか死ぬ!? と思い、気になりすぎて読みました(笑)

必ず、夢の中で殺人事件が起きた後に現実の世界でも同じような死因で人が死ぬ。夢の中と現実世界はリンクしており、たとえ、現実の世界で犯人を特定できたとしても、犯人は現実世界では証拠がないから裁くことができない。

だから夢の中で事件を解決し、犯人を裁くしかないという所が、今までの話の設定で読んだことがなくて、とても面白かったです😆



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